軟部肉腫-がん種別研究データ

軟部肉腫
軟部肉腫イメージ図

この度はがん治療ネットをご覧頂きありがとうございます。

このホームページに辿り着いたのは、軟部肉腫と診断された方、そのご家族の方、ご友人の方だと推測します。

軟部肉腫は、外科手術、放射線治療、抗がん剤という三大治療が標準治療となっております。しかし、進行がんの場合や三大治療だけでは完治できない場合が残念ながら多くあります。

がん治療ネットは、現代の西洋医学を柱に補完代替医療としてすでに多くの医師がフコイダンを臨床に取り入れている『フコイダン療法』を第4のがん治療方法として推奨しております。

がん種別研究データ集は吉田医院・古賀クリニックでの臨床データをもとに各医院の臨床協力企業の情報提供のもと作成されました。

軟部肉腫に対してのフコイダン療法の取り組み方や、臨床例などが含まれており、軟部肉腫治療の後悔なき選択としてご参考いただけると思います。

是非、ダウンロードしてご覧下さい。

解説

軟部肉腫

軟部肉腫のうち、悪性でかつ発症率の高いものは以下のとおりです。

悪性線維性組織球腫

悪性の軟部肉腫の中ではもっとも発症率が高く、全体の約4分の1がこの型です。上肢(腕)と下肢(脚)の線維組織に発生するこの悪性腫瘍は中高年に多く、とくに60歳代以降では、悪性の軟部肉腫の大半を占めます。これは筋肉組織の方向にそって浸潤する傾向が強く、そのため手術では、十分に広い範囲を切除しなければなりません。しかし、治療が成功すれば、10年生存率は70パーセントに達します。

脂肪肉腫

日本では2番目に多い軟部肉腫です。この腫瘍は、上肢と下肢、それに降服膜(腹膜の背中側と背骨との間)の脂肪組織に生じます。これはさらに4種類(高文化型脂肪肉腫、粘液型脂肪肉腫、円形細胞型脂肪肉腫、多形細胞型肉腫)に分けられます。このうち円形細胞型と多形細胞型以外は基本的には悪性度が低く、脂肪肉腫全体では10年生存率が90パーセントに達します。

横紋筋肉腫

筋肉組織の並び方によって大きく平滑筋と横紋筋の2種類に分けられます。(厳密にはこのほかに、心臓の筋肉、すなわち心筋があります)。ちなみに、平滑筋というのは、消火器や泌尿器、生殖器、それに血管の壁などをつくっている不随意筋(体が自動的にコントロールしている筋肉)です。
また、横紋筋(骨格筋)は、骨に付着して体を動かす役割を持っている筋肉です。横紋筋肉腫は、このうちの横紋筋に生じる腫瘍です。これはさらに3種類(胎盤方横紋筋肉腫、胞巣型横紋筋肉腫、多形型横紋筋肉腫)に分けられます。このうち、胎児方は、乳幼児の頭部や頸部の筋肉にとりわけ多く発生します。
分化方が低く転移しやすい腫瘍ですが、抗がん剤や放射線に対して、敏感なため、リンパ節への転移がなねれば、治療後の経過は良好です。胞巣型はとくに10歳代が発症しやすく、全体の横紋筋のどの部位にも生じます。5年生存率は10パーセントと非常に低くなっています。多形型は成人の四肢の筋肉に発生する腫瘍ですが、症例はきわめて少数です。

平滑筋肉腫

成人(まれに子供)の体幹部、つまり胴体部の平滑筋、とりわけ後服膜や腸、手足の血管に発生する悪性腫瘍です。発症率は、さまざまな軟部肉腫の中では4番目に高く、全体の約8パーセントを占めます。静脈の血管壁に発生した場合、しばしば隣の動脈の壁をとりまくように成長します。肉腫細胞の分化度が低いものほど悪性です。

滑膜肉腫

上肢または下肢、それに体幹部のの関節の近くに生じることが多い悪性腫瘍ですが、関節そのものに生じることはありません。しばしば病巣に石炭化がみられます。悪性度は高いものの、治療後の10年生存率は70パーセントに達します。

神経肉腫

多くは上肢と下肢、一部は体幹部の神経組織(上腕神経や坐骨神経、仙骨神経など)に発生する悪性の腫瘍です。神経にそって放散痛や知覚異常、筋力低下などが生じることもあります。わが国では20〜50歳にかけて好発し、男女の発症率の差はほとんどありません。
この肉腫は、それだけで発症する場合と、レックリングハウゼン病と呼ばれる疾患が悪性化して発症する場合があります。レックリングハウゼン病というのは、皮膚に多数のいぼ状の腫瘍と色素班(カフェオレ班)が発生する病変で、ほかにも脊椎湾症などの骨病変、眼病変などさまざまな異常を引き起こすことのある遺伝性疾患です。わが国には数万人の患者がいるとみられています。

骨外性軟骨肉腫

軟部組織に発生する軟骨を形成する肉腫です。これには、通常型、間葉性軟骨肉腫、粘液型軟骨肉腫などの型があります。間葉性では病巣の石炭化を認めますが、粘液型では石炭化はみられません。化学療法や放射線治療があまり効かないため、切除がおもな治療法をなります。

血管肉腫・血管外皮腫

上肢、下肢、頭頸部の血管、とよび血管外皮に発生します。血管肉腫はすべて悪性ですが、血管外皮腫は、分化の度合いによって悪性度が変わります。皮膚血管肉腫は皮膚の下の血管に多発性に生じます。
軟部肉腫としてはこのほかにも、悪性シュワン腫、明細胞肉腫、悪性中皮腫、悪性神経上皮腫、胞巣状軟部肉腫などがあります。いずれも全体的な発症者数は年間数人〜10数人とめずらしい腫瘍です。

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代替医療(統合医療)について

あくまでも西洋医学を柱として治療を進めていくことが一番望ましいことです。そうはいっても西洋医学ではどうしても乗り越えられない限界にぶち当たる事もあるかもしれません。そんな時は治療をあきらめるのではなく、可能性を見出していく力が大切です。

「フコイダン」は研究に基づいています

良いと言われるものでも科学的な研究によってその作用機能が解明されなければ、広く利用されるようになりません。九州大学ではパワーフコイダンを多くの方に役立ててもらえるよう研究が進められています。

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がんと向き合う後悔なき選択

吉田医院院長 吉田年宏 著作
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